微熱宇宙
- 作者: 神林長平
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2005/08/25
- メディア: 文庫
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ブタクサかなにかの花粉症か、と思っていたら風邪をひいたみたいです。熱っぽくて、あたまがぼーっとしています。
昔から熱がでると無性に神林長平が読みたくなります。一時期は、今度発熱した時用に、と「猶予の月」を読まずにキープしておいたことも。
今回はラッキーなことに、短編集「鏡像の敵」がでていました。ぽちぽち読んでいます。
神林作品は「機械」「自己」「世界」などをキーワードに繊細に構築されていくもの。ぼやぁっとした意識の中で、さらに自己と他者やら、現実と架空世界やらがあやうくなる感覚はえもいわれません。
と、熱でぼーっとしたアタマで書いても説得力ないですね。
- アーティスト: 山下達郎,NED WASHINGTON,服部克久
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2005/09/14
- メディア: CD
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タツローファンなので、これも紹介。
収録曲はどれもこれもよいのですが、ケツメイシのRyo氏がラップパートを歌う「KISSはミステリー」が、異色な感じでまたヨシ。
Ryo氏の声がとてもタツローに似ているのがびっくりでした。
その曲中、Ryo氏の合いの手が、なまめかしく肉感的に響きます。もしタツローだったら、美しく、ただ美しく響くところです。
(ちなみにこうした差異は、CDから直接ヘッドホンで聴くと著明です。MDに落としたりMP3で圧縮しちゃったりすると低音も高音も、左右も、奥行きも、繊細な響きもなくなるので、要注意)
その曲として美しく完成してるのに、のにっ! ちょっとだけ不満が。
それはたとえて言えば、恋人と思ってKISSを受けたら、他人だったような。。。
合いの手はタツロー自身がよかったなぁ。
・・・そう思うのはuniぐらいかもしれないけど。