21世紀を夢見た日々〜日本SFの50年〜
10月21日(日)にオンエアされたNHK ETV特集
「21世紀を夢見た日々〜日本SFの50年〜」
ごらんになりました? SFの黎明期から黄金期にかけて。こんな時代もあったんですねぇ、といいつつ、ちょっとはじっこはかじっていた年ごろのuniです。ああ懐かしい。
1960年代から1970年代。SFマガジンください、と書店にいって、書店の人に変な顔をされつつ「SMマガジン」の棚に案内されたという話もありました。
わたしは、SFマガジンとSMマガジンが隣り合わせに置いてあるのを目撃しましたが、まぁ、そういう「区別もつかない」どころか、「SFもSMも同じ”異端”の土壌で語られてしまうこともあった時代」です。
今のようにメジャーではなく、あくまで少数派の異端。わたしなどは♀ですので、さらに異端中の異端。まだコミケも開催されていたかどうか、という大昔のお話です。
1970年代も終わりになると、SFマガジンに「SFの浸透と拡散」なんて記事も載りますが、それぐらい世の中から特殊扱いされていたジャンルでした。
ただ、NHKはわりとSF番組を意欲的につくっていて、少年テレビドラマシリーズのほか、1話完結的なドラマシリーズで半村良の「およね平吉時穴の道行き」なんていうものを制作していましたっけ。ジュブナイルも鶴書房ほかいろいろあって、このころの少年少女が、今働き盛りなので、そうした結果も出ているのだと思います。
実はこの番組、録画したのですが、まだ全部を観ていないので番組自体のコメントはできません。怠慢もいいところです。
それにしても小松左京さん、おトシを召されました。