ご無沙汰しています

ご無沙汰してます。

本もいろいろ読んでいたんですが、書き込む時間を見いだせないまま、はや3ヶ月以上。

怠慢もいいところです。

というわけで、ここしばらく読んだ本です。


レビューもかけないので、本人の読書覚書となってしまいました。


もし読んでくれているヒトがいたら、手抜きでごめん。




伊坂幸太郎 フィッシュストーリー

フィッシュストーリー

フィッシュストーリー

NANA



書評家<狐>の読書遺産
[rakuten:book:11993408:detail]


エラいところに嫁いでしまった

エラいところに嫁いでしまった!

エラいところに嫁いでしまった!

学生街の殺人

学生街の殺人 (講談社文庫)

学生街の殺人 (講談社文庫)

螺鈿迷宮

螺鈿迷宮

螺鈿迷宮

凍える機械(攻殻機動隊

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 凍える機械 (徳間デュアル文庫)

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 凍える機械 (徳間デュアル文庫)

灼熱の都市

攻殻機動隊―灼熱の都市 (マガジン・ノベルス)

攻殻機動隊―灼熱の都市 (マガジン・ノベルス)

美亜に贈る真珠


狐罠

狐罠 (講談社文庫)

狐罠 (講談社文庫)

日記になっていないっ!

なんだかんだ年もとっくに明けてしまいまいした。

日記とはいえないくらい、書き込みも間が開いてしまいましたし。。。


さて本です。



前回分からのものを、かたっぱしから並べていきます。すべて読了です。



「旅涯ての地」坂東真砂子(上下)

獣王星」(1〜5) 樹なつみ

「はみだしオケマン挑戦記」茂木大輔

「遠き雪嶺」谷甲州
クビキリサイクル」「クビシメロマンチスト」「クビツリハイスクール西尾維新

ブレードランナーの未来世紀」町山 智浩

「宇宙に暮らす −宇宙旅行から長期滞在へ− 」 松本信二 監修

殺し屋さん」1。2 タマちく.
「BASARA 」田村由美
「レイクサイド」「使命と魂のタイムリミット」「手紙」 東野圭吾 
「ウルトラダラー」手島龍一

「放浪の天才数学者エルデシュ」、「月に行こうか、火星に行くか」他

放浪の天才数学者エルデシュ

放浪の天才数学者エルデシュ

月に行こうか、火星に行くか

月に行こうか、火星に行くか

ご無沙汰していますが皆さんいかがお過ごしですか?



さて、いろいろ本は読んでいたのですが、アップデートが遅れました。



上記の2冊のほかに、

「24人のミリー・ビリガン(上・下)」 ダニエル・キース
「トイレは小説より奇なり」 酒井順子
「小生日記」    乙一
-「火星着陸」    NHKブックス

とかもあり、ちょっと火星づいています。



火星は1996年のマーズパスファインダー以降、あまりニュースを見かけなかったのですが(わたしだけ?)、2003年にマーズローバー1が着陸したりと、まだまだ探査は続いていました。


「月に行こうか、火星に行くか」は、そうした探査の歴史と各国の開発事情、最新の日本の火星へのアプローチなどわかりやすく紹介していました。



日本って、NASAの半分の予算でロケットつくっちゃうそうですよ!? スゴイ! この辺、技術立国で行きたいなら、もっと国内外にアピールしていい気がしますが、あまりメディアは宇宙開発の話を取り上げないような。



ロケット打ち上げが失敗したときぐらい?


日本の科学技術っていうと、ロボット工学があって、それは鉄腕アトム手塚治虫のマンガ)がいたから、アトムに憧れた少年たちがアシモ(HONDA)をつくり、ガンダムに憧れた少年(少女)たちが、さらにそこから新しいロボットを開発しているっていう話を聞きました。

ならば宇宙開発だって!

いえ、月でもいいんですぅ。早く行きましょう!ネ!

ハチミツとクローバー 10 (クイーンズコミックス)

ハチミツとクローバー 10 (クイーンズコミックス)

ハチクロ、終わっちゃいましたね。


ヒロインはぐみの選択は、今までの少女マンガにはなかった「恋愛ではなく生き方」の選択。


女の子たちは、先へ、先へ力強く進もうとしています。

王様ランチ、大漁!まちこ船、火星に魅せられた人々

王様ランチ (F×COMICS)

王様ランチ (F×COMICS)

大漁!まちこ船 (ワイドKC)

大漁!まちこ船 (ワイドKC)

三宅乱丈はわからない。わからないんだけど、読んでしまう。この2冊は最近出版されたもの。
奇妙な味の作家、とくくだけでは物足りない。


アイディアを拡大して、物語にしてしまうパワーのうねり、そのパワーの大きさに惹かれてしまうのかも。



火星に魅せられた人びと

火星に魅せられた人びと

「火星縦断」でもしょっぱなに引用されていた名著。以前に購入したものだけど、その時はつまみ読み。
今になってちゃんと読んでます。1992年出版。十年以上前の出版ですが、古びていません。


人類が火星を発見して以来、誰が、どのように魅かれ、どのような幻影を火星に見たか。火星の運河論争、アメリカで起こったラジオパニック事件などなど、興味深い事例他、開発にかかわる人々の苦労も含めて読ませます。

「恐竜vsほ乳類 1億5千万年の戦い」「夢幻紳士 逢魔篇」他

思いっきり風邪をひいていました。家人が肺炎だったのでは、と言うくらい。

およそ一か月たった今、調子が悪いと、気管支あたりが痛みます。

皆様ご自愛くださいますよう。




さて、そんなわけで、読書。えーとぉ、何読んだかしらん??? 




まずは綾辻行人氏と佐々木倫子のこの本。


綾辻さんで館がつくと、つい手が伸びます。テツ道ミステリの帯コピーどおり。トリックも楽しめました。

月館の殺人 上 IKKI COMICS月館の殺人 (下)??


それと、夢幻紳士 逢魔篇です♪ 新シリーズになって一層魅力的になった夢幻魔実也が、たまりません♪


江戸川乱歩の系譜の正統なる末裔として、妖艶と怪奇の世界の中で、さらに、さらに艶っぽさが増してます。

夢幻紳士 逢魔篇

夢幻紳士 逢魔篇





あ、そうそう、思い出しました。ちゃんとノンフィクションも読んでいました。



今年はNHKが「恐竜vs.ほ乳類」をテーマにスペシャル番組を作ったのですが、BSがはいらず、地上波のみで全部を見られなかった悔しさから、関連図書を3冊一気買いしちゃいました。



この30年ぐらいで恐竜のイメージが二転三転しています。何より、鳥が恐竜の末裔であることが確定しつつあるのは画期的なこと。



ドキドキしちゃいます。


恐竜vsほ乳類 1億5千万年の戦い (NHKスペシャル)

恐竜vsほ乳類 1億5千万年の戦い (NHKスペシャル)

徹底対談「生命40億年史」 進化の「謎」を探れ!

徹底対談「生命40億年史」 進化の「謎」を探れ!

纏足―9センチの足の女の一生

纏足―9センチの足の女の一生 (小学館文庫)

纏足―9センチの足の女の一生 (小学館文庫)

馮 驥才「三寸金蓮(てんそく)」読了

中国にかつてあった、足を矯正して小さくする「纏足」の少女の物語で、著者いわく「同国人のために書いた」清末から民国初年にかけてのお話だそう。


ということは、あったかもしれない物語なのだけれど、それを知らない人間には、架空の国の、恐るべき慣習の、よくできたファンタジーのように読めてしまいました。


逃れられない価値観と慣習を、纏足から文化に置き換えることもできるけれど、いずれにせよ、ひとつの文化の変遷と終焉、そこに振り回される人々のドラマを見せてくれます。

1988年出版、亜紀書房「三寸金蓮(てんそくものがたり)」 1500円で読みましたが、今は上記から出ています。



纏足については、下記サイトが簡潔かつ明瞭。いかなものかの写真もあります。


http://photo-collage.jp/gensougarou/gall/gall/81.html



このサイトや、前述の本によれば、一番の目的は「セックス」だったそう。バランスがとりにくいために、内股の筋肉と女性器が発達するのだとか。

おそるべし「ミンガの処女」!
*1

*1:注:ミンガの処女
ご存じ、C.L.ムーア「大宇宙の魔女」(ハヤカワ)に出てくる、金星のミンガの城育てられる美しく、男性を魅惑する方法を幼少から仕込まれた、宝石か象牙のように取引される特別の娘たち。